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アクセスカウンターが5000を超えた。ここだけの話だが(おいおいネットだろ!)栄えある5000番を踏んだのは僕だった。まあ、しかし、コツコツと辿り着いたなという感じだ。次の目標は1万だろうか。いや、そんなことにはあまり色気を出さずに淡々としている方がきっといいに違いない。 さて、最近、授業で俵万智さんの短歌を題材にしている。「短歌を訳す〜言葉の壁を越えて」というものだ。サラダ記念日の短歌を英訳した時の逸話や古典の「伊勢物語」や「みだれ髪」の短歌を、きっちり現代語の31音で置き換えるという試みが面白い。 例えば、「this tastes great you said so, the 6th of july,our salad aniversary.(この味がいいねと君が言ったから、7月6日はサラダ記念日)」とか、「二十歳とはロングヘアーをなびかせて畏れを知らぬ春のヴィーナス(その子二十櫛に流るる黒髪のおごりの春のうつくしきかな)」である。僕だったら、「畏れを知らぬ」を「天下無敵の」とでも訳すかな。 ところで、現代語訳していない小野小町の短歌が一つ出てくる。有名な「花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に」である。これを現代語に訳すことを生徒にチャレンジさせてみた。いい訳にはささやかながらご褒美を!?なんて。実は僕も考えていた。そして、こんな訳を例に示した。 「女も花も咲いて散って色々と、まあ、あるけれどそれも人生なのね」どんなもんでしょう? はい、今日は、ここまで!
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